児島玉野市民劇場

児島・玉野の地で演劇を観る非営利団体です。

11・12月例会『砦』

トム・プロジェクトプロデュース公演

2020年11月28日(

18:00開場  18:30開演  20:30終演

場所=児島文化センター

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原作=松下竜一「砦に拠る」  作・演出=東 憲司

 

出演=

村井國夫、藤田弓子、原口健太郎、浅井伸治、滝沢花野

 

あらすじ

 その夫婦は誰よりも故郷を愛していた。

 故郷で静かに老いることが幸せだと思っていた。

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「日本は戦争に負けた、それを思えばこれくらいの犠牲がなんです。」

 ダム建設予定地の住民に投げ掛けた職員の言葉に一人の男が立ち上がった。犠牲となるのは戸数21戸の小さな集落。

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 男はダム建設予定地に砦を立て、アヒルや牛も反対闘争に参加させた。機動隊に糞尿を撒き散らし、果ては水中乱闘事件にまで発展してゆく―。

 

かいせつ

 松下竜一による『砦に拠る』(1977年初版発行)は、村の自然と共存する人々を守るためダム建設反対を掲げ、時の権力を相手に闘い続けた男と、その妻の半生を追ったノンフィクションです。

 今回、松下と同じ九州出身の劇作家・演出家の東憲司がこの作品に描かれた実在の人物をモチーフに、新たな夫婦の物語を創作しました。

 東日本大震災後の遅々として進まぬ復興や、人間関係の希薄化が取り沙汰される中、市民運動の原点と呼ばれる史実を通して描かれる、互いを支え合う夫婦や人々の姿は、現代社会に一石を投じるものとなるでしょう。

 

新型コロナウイルス感染防止対策とお願い

①必ずマスクを着用してください。

②事前に検温をしてからご来場ください。

 体温が37.5℃以上の方、体調にご不安のある方は観劇をお控えください。

③座席は自由席です。必ず隣と間隔を空けてご着席下さい。

④必ず手指消毒を行ってください。消毒液を設置します。

⑤チケットの半券はご自分でちぎり、半券入れにお入れください。

 座席シールを貼ったページを開いて係にお見せください。

⑥並んで待つ場合はお互いに1m以上間隔を空けましょう。

⑦何かあった場合は名簿の提出が義務づけられています。

 会員以外の方へのチケット譲渡は絶対にしないでください。

 

他会場観劇日

倉敷市民会館   11月29日()18:30

         11月30日(月)13:00

玉島文化センター  12月1日()18:30

 

※他会場で観劇する場合は、必ず観劇日の2日前までに「児島玉野市民劇場」事務局までご連絡下さい。

1・2月例会『青空の休暇』

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ 公演

ミュージカル 青空の休暇

2021年1月26日(

18:00開場  18:30開演  20:30終演予定

場所=児島文化センター

 

原作=辻仁成 脚本中島淳彦 演出=鵜山仁 作詞=佐藤万里 音楽=吉田さとる 

 出演=畠中洋、井上一馬、清水明彦、宮田佳奈 ほか

 

あらすじ

 平成3年夏。真珠湾の攻撃から50年、かつて爆撃のため、大空に飛び立った3人の若者たちも、今や75歳。

 白河は操縦士、栗城は偵察士、早瀬は通信士、真珠湾奇襲作戦の時に同じ攻撃機に乗り、青春とも言えない青春をともに生きてきた3人も、今はそれぞれの家庭内で孤独を抱えていきていた。白河は3年前に最愛の妻、小枝が自殺し、今は息子夫婦と同居しているが、家庭にも馴染めず、何故妻が死ななければならなかったのか、分からないまま孤独な生活をしている。久々に3人で飲んでいた夜、突然早瀬からハワイに行く話が持ちかけられる。自分たちの青春とはなんだったのか、50年前のあの日、あの場所にもう一度触れてみたいとは思うものの、何故今ハワイに向かうのか自分たちも疑問と不安を抱えながら、それでも何らかの答えが見つかるかもしれないという期待とともに3人はハワイに向かった。

 小枝にそっくりの日系通訳者ケイトとその母の佳代。3人が爆撃した戦艦ウエスバージニアの乗組員で、爆撃で片足を失ったアメリカ人リチャードとその妻浩子。ヨーロッパでアメリカ人として参戦した日系人で牧場を営む庄吉。不思議な出会いと「縁」の連続に驚きながらも言葉にできない答えらしきものを感じていく3人。

 庄吉の強い要望から彼の牧場へ案内された3人は、真珠湾攻撃の際に不時着し、長い間隠されていた九七式三号艦上攻撃機を目の当たりにする。それは自分たちの乗っていた攻撃機と同じもので、庄吉の父親が隠し守ってきたものだった。「頼む、こいつを大空に・・・」庄吉の願いに、3人は攻撃機を再び空に飛ばすことを決意するのだが・・・。そして真珠湾攻撃から50年、平成3年12月7日に、全ての後悔を捨てて、自分の青春の終結と小枝への思いを込めて、白河はエンジンをかけた。

「理屈ではない、生きた証として、飛ぶんだ!」 

 
企画意図

 辻仁成氏の原作は、第二次世界大戦の話ではなく、男たちのロマンを綴った話です。飛行機を飛ばすというロマンは決して戦闘機を飛ばす意味ではなく、単純に、空を飛ぶという男たちの夢と憧れ、情熱であり、それを実現させた舞台です。初演、まだ40代であった、戦争を知らない俳優3名(駒田一、宮川浩、井上一馬)に75才を演じさせることに拘ったのは、自分たちの世代からのメッセージにしたかったからです。そして面白いことに再演するごとに、75才に近づく自分たちに向き合うことで、作品が深まってきました。21世紀を築く私たちにとって、決して忘れてはいけない20世紀の出来事。時代へのバトンを請負いながら、愛と青春と情熱を持ち続ける人になりたい。今回は、主演3人を新規に配役。50代となった彼らが75才をどう感じ、演じるのか、彼らの「愛」と「青春」をお楽しみください。

 

他会場観劇日

 

玉島文化センター  2月12日()18:30

 倉敷市民会館    2月13日()18:30 

          2月14日()13:00

 

※他会場で観劇する場合は、必ず観劇日の2日前までに「児島玉野市民劇場」事務局までご連絡下さい。

7・8月例会『きらめく星座』

 こまつ座公演

きらめく星座

2020年7月27日(

17:30ロビー開場  17:45ホール開場

18:30開演  21:30終演

場所=児島文化センター

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作=井上ひさし  演出=栗山民也

 

出演=

久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣瀬戸さおり

木村靖司、後藤浩明、粟野史浩、大鷹明良 ほか

 

あらすじ

 時は太平洋戦争の開戦前夜の12月8日。浅草のレコード店オデオン堂を営む小笠原家の面々とそこに間借りする愛すべき人物たちがこの物語の主人公です。

 時代は戦争へ一直線という時代、オデオン堂の人たちはその風潮の中でも音楽好きの一家として日々を賢明に生きています。オデオン堂にはいつもジャズや歌謡曲が溢れています。

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 ある日、長男の正一が砲兵隊から脱走し、一家は突如、「非国民の家」と名指しされます。そして正一を追いかける憲兵伍長の権藤が、ついにオデオン堂にもやってくるのでした。

 しかし、何とみさをの結婚を機に「非国民の家」から突然「美談の家」になることに・・・。みさをの結婚相手の源次郎はお国のために戦い右手を失った傷痍軍人。小笠原家の人々の愛するジャズ音楽や歌謡曲が気に入らず、脱走している正一に対しても理解しがたいものを感じてしあいますがふじの明るさに救われ、みさをの真心に感化され、次第に家族の一員となっていきます。

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 果たして正一の脱走の原因は何か、追いかける権藤と共に時代は一気に暗い方向へ向かっていくのでした。愛すべき日常を奪われるということ、それを必死に乗り切ろうとする一家を待ち構える運命は一体どこへいくのか。そんな中でみさをが源次郎との間に新しい命を宿すが「男の子が幸せでないのに、どうして女の子だけが幸せになれるの?」と自らお腹の子の存在に自問する中、広告文案家の竹田は「人間は奇跡そのもの・・・」と説いていきます。

 

 井上ひさしの昭和庶民伝三部作の第一部にあたる『きらめく星座』は作家渾身の人間賛歌の物語です。

 

新型コロナウイルス感染防止対策とお願い

①必ずマスクを着用してください。

②事前に検温をしてからご来場ください。

 体温が37.5℃以上の方、体調にご不安のある方は観劇をお控えください。

③座席は自由席です。必ず隣と間隔を空けてご着席下さい。

④必ず手指消毒を行ってください。消毒液を設置します。

⑤チケットの半券はご自分でちぎり、半券入れにお入れください。

 座席シールを貼ったページを開いて係にお見せください。

⑥並んで待つ場合はお互いに1m以上間隔を空けましょう。

⑦何かあった場合は名簿の提出が義務づけられています。

 会員以外の方へのチケット譲渡は絶対にしないでください。

 

他会場観劇日

※倉敷・玉島会場の公演は中止となりました。

福山リーデンローズ   7月8日(水)18:30

岡山市民会館      7月10日()18:30

            7月11日(土)14:00

            7月12日(日)14:00

            7月13日(月)13:00

            7月14日(火)12:30

※他会場で観劇する場合は、必ず観劇日の2日前までに「児島玉野市民劇場」事務局までご連絡下さい。

5・6月例会振替公演『吾輩はウツである』

劇団朋友公演

吾輩はウツである

2020年12月18日(金)

18:00開場  18:30開演  21:00終演

場所=児島文化センター

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原作=長尾剛PHP研究所刊)  脚本=瀬戸口郁  演出=西川信廣

 

出演=

芦田昌太郎(COMETRUE)、小島敏彦、西海真理、まきのかずこ、進藤忠、

石川惠彩、木野しのぶ、水野千夏、今本洋子 ほか 劇団朋友

 

あらすじ

 明治36年(1903)4月、小泉八雲が辞めさせられたことで学生たちの不満うずまく帝大に、夏目金之助(のちの漱石)が講師として赴任する。不穏な空気の中、学生たちの冷たい視線に晒される金之助は、毎日、不満と苛立ちを抱えながら教壇に立っていた。さらに、失恋で人生をはかなむ学生・藤村操が目の前に現れ、金之助の気持ちはますます不安定になっていく。

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 そんなとき、一匹の小さな黒猫が夏目家に迷い込んだ。心を病み始めた金之助は、その黒猫と会話をし始める。しかし、その黒猫と会話ができるのは金之助だけだった。

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 一方、病ゆえに突如として怒りを爆発させるようになった金之助に対し、妻・鏡子は一念発起。金之助の病を治すべく、ある行動を起こしたのだが・・・・・。

 

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 ▼『吾輩はウツである』紹介ムービー(YouTube

https://youtu.be/jZVUy3Jm7BY

 

かいせつ

 “一億総ウツ社会”今日急造している「うつ」は、もはや特定の個人の問題捉えるだけでは十分ではなく、現代人が知らず知らずに翻弄されています。

 「うつ」の状態に陥ると、人はそれまであまり意識せずにいた「生きる意味」を問わざるを得なくなります。

 

――――生きる意味とは何なのか?

――――自分らしく生きるとはどう生きることなのか?

――――なぜ生きなければならないのか?

 

 人間としての空虚さという苦悩を抱え、作品を残した著名な作家【夏目漱石】。

学生との確執、教え子の自殺。ウツを発症した夏目金之助の耳に、猫の声が・・・。

 漱石を長年にわたって研究し続けてきた著者が、歴史的事実をモチーフに、不世出の文豪が誕生するまでをドラマチックに描いた異色の長編小説を舞台化。

 

 

※他会場で観劇する場合は、必ず観劇日の2日前までに「児島玉野市民劇場」事務局までご連絡下さい。

11・12月例会『砦』

トム・プロジェクトプロデュース公演

2020年11月28日(

18:00開場  18:30開演  20:30終演

場所=児島文化センター

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原作=松下竜一「砦に拠る」  作・演出=東 憲司

 

出演=

村井國夫、藤田弓子、原口健太郎、浅井伸治、滝沢花野

 

あらすじ

 その夫婦は誰よりも故郷を愛していた。

 故郷で静かに老いることが幸せだと思っていた。

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「日本は戦争に負けた、それを思えばこれくらいの犠牲がなんです。」

 ダム建設予定地の住民に投げ掛けた職員の言葉に一人の男が立ち上がった。犠牲となるのは戸数21戸の小さな集落。

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 男はダム建設予定地に砦を立て、アヒルや牛も反対闘争に参加させた。機動隊に糞尿を撒き散らし、果ては水中乱闘事件にまで発展してゆく―。

 

かいせつ

 松下竜一による『砦に拠る』(1977年初版発行)は、村の自然と共存する人々を守るためダム建設反対を掲げ、時の権力を相手に闘い続けた男と、その妻の半生を追ったノンフィクションです。

 今回、松下と同じ九州出身の劇作家・演出家の東憲司がこの作品に描かれた実在の人物をモチーフに、新たな夫婦の物語を創作しました。

 東日本大震災後の遅々として進まぬ復興や、人間関係の希薄化が取り沙汰される中、市民運動の原点と呼ばれる史実を通して描かれる、互いを支え合う夫婦や人々の姿は、現代社会に一石を投じるものとなるでしょう。

 

新型コロナウイルス感染防止対策とお願い

①必ずマスクを着用してください。

②事前に検温をしてからご来場ください。

 体温が37.5℃以上の方、体調にご不安のある方は観劇をお控えください。

③座席は自由席です。必ず隣と間隔を空けてご着席下さい。

④必ず手指消毒を行ってください。消毒液を設置します。

⑤チケットの半券はご自分でちぎり、半券入れにお入れください。

 座席シールを貼ったページを開いて係にお見せください。

⑥並んで待つ場合はお互いに1m以上間隔を空けましょう。

⑦何かあった場合は名簿の提出が義務づけられています。

 会員以外の方へのチケット譲渡は絶対にしないでください。

 

他会場観劇日

倉敷市民会館   11月29日()18:30

         11月30日(月)13:00

玉島文化センター  12月1日()18:30

 

※他会場で観劇する場合は、必ず観劇日の2日前までに「児島玉野市民劇場」事務局までご連絡下さい。

9・10月例会『東海道四谷怪談』

前進座公演

東海道四谷怪談

2020年9月13日(

14:30開場  15:00開演  18:00終演

場所=児島文化センター

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作=鶴屋南北  台本=小野文隆  演出=中橋耕史

 

出演= 

お岩=河原崎國太郎  民谷伊右衛門嵐芳三郎  直助権兵衛=藤川矢之輔  ほか

 

あらすじ

 浪人・民谷伊右衛門は、妻・お岩との復縁を義父・四谷左門に迫るが、自分の過去の悪事を指摘され、浅草の浦田圃で左門を惨殺。一方、お岩の妹・お袖に横恋慕している薬売り・直助は、お袖の夫・佐藤与茂七(実は入れ替わった別人)を、同じ場所で殺害していた。途方に暮れるお岩とお袖に仇討ちを持ちかけ、伊右衛門はお岩と復縁、直助はお袖と同居することになる。

 お岩は、産後の肥立ちが悪く、伊右衛門はそんなお岩がだんだん煩わしくなっていた。伊藤喜兵衛は、伊右衛門に懸想している孫娘のお梅の乳母を通じ「血の道の妙薬」と騙して毒薬をお岩へ・・・。

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 伊右衛門は、按摩の宅悦を脅してお岩と不義をはたらかせ、それを口実に離縁しようとするが、面体の崩れたお岩におびえた宅悦は、伊右衛門の計画を暴露、お岩は悶え苦しみながら死んでしまう。伊右衛門は家宝の薬を盗んだために捕らえられていた小仏小平を惨殺、2人の死体を戸板にくくりつけ、川に流す。そこに喜兵衛とお梅がやってくる・・・。

 一方、深川三角屋敷に暮らすお袖は、宅悦に姉の死を知らされ、仇討ちを条件に直助に身を許す。が、そこへ死んだはずの与茂七が帰ってきて・・・。

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新型コロナウイルス感染防止対策とお願い

①必ずマスクを着用してください。

②事前に検温をしてからご来場ください。

 体温が37.5℃以上の方、体調にご不安のある方は観劇をお控えください。

③座席は自由席です。必ず隣と間隔を空けてご着席下さい。

④必ず手指消毒を行ってください。消毒液を設置します。

⑤チケットの半券はご自分でちぎり、半券入れにお入れください。

 座席シールを貼ったページを開いて係にお見せください。

⑥並んで待つ場合はお互いに1m以上間隔を空けましょう。

⑦何かあった場合は名簿の提出が義務づけられています。

 会員以外の方へのチケット譲渡は絶対にしないでください。

 

他会場観劇日

倉敷市民会館   10月1日(木)18:30

         10月2日(金)13:00

玉島文化センター 10月3日()14:00

※他会場で観劇する場合は、必ず観劇日の2日前までに「児島玉野市民劇場」事務局までご連絡下さい。

3・4月例会振替公演『素劇 楢山節考』

劇団1980公演

素劇 楢山節考

2020年8月23日(

16:30開場  17:00開演  19:00終演

場所=児島文化センター

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原作=深沢七郎  構成・演出=関矢幸雄

 

出演= 

柴田義之、藤川一歩、山本隆世、翁長論、木之村達也、神原弘之、

上野裕子、光木麻美、水井ちあき ほか

 

あらすじ

 物語の舞台は、信州の山あいにある小さな村。村には名前がないので、山ひとつへだてた所にあるとなり村とともに、お互いを”向こう村”と呼び合っていました。その向こう村から50年前にこの村に嫁いできた「おりん」も、今年69歳。この村も向こう村も、ヒトが70歳になると、村から遥か離れた楢山にまいるという掟がありました。

 おりんは楢山に行けば、先祖や母や姑が神様になって迎えてくれると信じて、その日のために準備を重ねていたのです。ひとり息子が早く「そのこと」を言い出さないかと心待ちの日々。

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 おりんの家のとなりの”銭屋”と呼ばれる家には、又やんという今年70歳になる老爺がいました。本当なら又やんは、年が明ければすぐ楢山に行かねばならないのに、怖くてその年の暮れまで楢山に行けず、村中の笑いものになっていたのです。

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 そして、あと4日で正月を迎えようという日の夜、ふたりはそれぞれの息子が担ぐ背板に乗り、楢山まいりの作法どおり誰にも見られぬように、山に向かうのでしたー。

 

 

かいせつ

 作品のタイトルにある“素劇(すげき)”は、演出家・関矢幸雄が提唱する独自の表現様式です。リアルな舞台装置や衣裳・メイキャップなどを一切排し、観客の想像力を喚起することによって物語の真意(ドラマ)を表現します。

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 黒箱と数本の白いロープを一瞬にして様々な形に組み合わせ、そして時には俳優の肉体そのものも舞台装置にしながら場面が構築されていくのです。

 

 

他会場観劇日

岡山市民会館   8月8日()15:00

         8月9日()14:00

         8月10日(月)14:00

         8月11日(火)13:00

        (1日2回公演) 19:00

         8月13日(木)13:00

           

倉敷市民会館   9月7日(月)14:00

(1日2回公演)        18:45

 

玉島文化センター 9月8日(火)18:30

※他会場で観劇する場合は、必ず観劇日の2日前までに「児島玉野市民劇場」事務局までご連絡下さい。